つれつれ日記

はてなDiaryから移行しました

4月1日 タブレットで映画鑑賞

4月になった。
仕事は一応納品物はできたので、ちょっと一息ついたところ。

辛いというかスパイシーなカレーが無性に食べたくなった。
会社帰りにスーパーでたぶん一番辛いと思われるレトルトカレーを買ってみた。
で、タブレットで映画を見ながらそのカレーを食った。
天地明察を見た。
原作の小説は面白かったので少し期待してた。

感想。
以下、ネタバレあり。


設定はいじってあるもののまぁまぁ原作にそったエピソードをつっこんである。
が、話の展開が唐突すぎる。
原作読んでないと、なんでそういう展開になるのかぜんぜんわからないと思う。
ものすごく説明不足に思える。

例えば、オープニングで屋根の上で星を見てる主人公が、
なんで次のシーンで絵馬を見に行くのか。
原作読んでないとわからない。
また、「自分より先に死なないでほしい」という台詞がある。
原作ではそう発言するだけの事情があることは書かれているけど、
映画だとなんでその発言がでるのかぜんぜんわからない。
主人公と道策との関係も説明がないし、
脚本がダメダメなんだろうな、きっと。

で、原作を読んでからこの映画を見ると、
登場人物全般においてキャスティングが全然あってないように思えるのだ。
特に主人公がそんなに熱血漢な印象はないし、
青年期から壮年期にかけての話なのに、誰も年取らないし。
邦画のだめな部分だけが目に付いてしまう映画だった。
期待してたのになぁ。
残念。

カレーはたしかに辛かった。
でもスパイシーっていう感じではなかった。
それも残念。